「
赤ちゃんの方から断乳宣言? その1」では、ハゼさんから
断乳三行半(!)を突きつけられたってお話をしました。
それにしても突然のハゼさんの「飲まない!」宣言、
言われた母の方はホントにびっくりしましたよ〜
飲まなくなり始めてすぐの頃は、まだ淡い期待を抱いていて
「何かの気まぐれかな」とか「次は飲むかな」とか
内心おろおろしながらも何とか平常心を保とうとしました。
でも、事態は深刻になるばかり。だんだんとこのハゼさんの決心が本気らしいと気付いてから、
いたちむらが感じたこと。それはほかでもありません。
今までごく普通に、当たり前のようにしてきた授乳。
毎日何度も何度も吸い付かれるのは正直煩わしいこともあり。
でもそんな時間をこうして過ごせなくなってみて、
どんなにおっぱいをあげている時間が幸せだったか。
もうあの経験は二度と出来ないのか?そう思うと悲しくて悲しくて、毎日メソメソと泣く
いたちむらなのでありました。
で、そんな日にやってきた、桶谷式母乳相談室の予約の日。
こんな時のための桶谷式ではありませんか!
きっと何か解決策が見つかるかも!
そんな期待を胸に、降りしきる雨の中ハゼ連れで向かいました。
ところで、桶谷式をご存知ない方のために説明しますが、
桶谷式とは母乳をあげるお母さんのための相談室で、
手技と言われるマッサージの施術により、母乳不足感や
乳腺炎などのトラブル対処をしてくれるところです。
その他、くわえさせ方などの授乳指導、断乳相談などなど
おっぱいのことなら何でも各種の相談に乗ってくれる
母乳育児の駆け込み寺のような場所なのです。
我が家の近所にも開業された桶谷式認定者の先生がいらして、
運の良いことにその先生はとても良い方で、
いたちむらは産後以来なんだかんだとお世話になっています。
桶谷式のことはまた詳しく書きたいと思いますが、
実際、おっぱいのことに限らず、子育てや家族のことなど
ずいぶん相談に乗ってもらって癒されました。
特にトラブルがなくても、マッサージにいくと
全身の巡りが良くなるようで、背中の凝りや痛みも軽くなる。
そして古い母乳が絞られ、おっぱいが新鮮でおいしくなる。
さらに先生や他のお母さん達とおしゃべりしてリフレッシュする。
こうして「乳質管理」のために通っているお母さんは数多く、
いたちむらもその一人です。毎回の予約がいつも楽しみです。
で、この日先生に会って、さっそく手技をしてもらいながら
あれこれと今回の断乳宣言のことをお話しする私。
その間のハゼさん。先生に背を向け、笑顔が消え、全身凍りついたようでした。
いつもなら私と一緒にマッサージベッドの上に乗り、
先生におもちゃを渡したりニコニコと待っているハゼさんが。
今日は一人壁の方を向き、さみしそうにシーツの端をいじる。
「この子、完全にすねてるわね」
ハゼさんがいつもと違うのは先生の目にも明らかでした。
そこで先生は、手技をしながらハゼさんに語りかけました。
「ハゼちゃん、もうママのおっぱい、いらないの?」
「ママはまだまだおっぱいあげたいんだって言ってるよ」
「何か怒ってることやイヤなことがあるのかな?」
ハゼさん、振り向かず背中で聞いています。
「でもハゼちゃんは心の底から喜んでおっぱい卒業では
ないみたいだね。それは先生、良くないことだと思うよ」
「何か気になっていることがあるのに、それを我慢して
ウソついておっぱいとバイバイするのは淋しいことだよ」
やはり静かに背中で聞いたままです。
「ねぇハゼちゃん、もう一度ママのおっぱい飲もうよ」
手技が終わって先生が抱っこすると、何だか恥ずかしそうに、
静かにはにかみ笑いをして素直に抱かれているハゼさん。
「今日は先生がおっぱいおいしくしたから、飲んでみて」
そう言いながら、私達は再度授乳に挑戦しました。
先生は私に言いました。いろいろしてもやっぱり飲んで
くれないのなら、それはハゼさんから私へのプレゼントだと。
断乳することで体調も確実に楽になるのを見越しての言葉です。
「ハゼちゃんはあなたの体調を心配して、こんな風な形で
おっぱい飲むのを自分からやめようとしてるのかもね」
そうなんです。いたちむらもハゼさんが飲まなくなってから、
もしかして私の体調が悪いのを心配してのことではないかと
直感的に感じていて、ダンナくんもそれには同意していました。
もしかしたら本当にそれで…?
そう思いながら授乳すると。
…
……
…飲んだ!飲んでくれた!!久しぶりにした授乳。ゴクゴクと飲んでくれるこの感覚。
私は今まで、こんな幸せな時間を当たり前のように過ごしたのか。
申し訳ない気持ち、感謝の気持ち、たくさんの感情が入り交じり。
そのままハゼさんは寝入ってしまいました。
おっぱいで寝てくれるのも本当に久しぶり。
私はその後ハゼさんが自然に起きる約1時間後まで、
そのままぎゅっと寝ハゼを抱っこし続けて過ごしました。
いつもなら降ろしたいところだけど、今日はそうしていたかった。
これで一件落着。もう大丈夫……か?
しかし、ことはそう簡単には解決しない。
その日家に帰って授乳の時間が来ると、昨日と同じ、
「飲まない!!」と反り返って大泣きするハゼさんがいたのでした。
続きはまた次回〜!!
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テーマ:母乳育児 - ジャンル:育児