前回「
心の風邪をひいている?その1」でお話した通り、
いたちむらはかれこれ1ヶ月近くも、何となくひいた「風邪」が
抜け切らず、ちょっと無理すると謎の発熱がぶり返す毎日を
今もまだ送り続けています。
昨日今日などは、今回もらった抗生物質が見事効いてきて
熱も下がり、改善したかに思われているところへ、
薬を飲み続ければ続けるほどにひどくなる、下痢と吐き気。
感触からいっても、おそらく薬の副作用なんだと思うんです。
あまりに苦しいので、先生と相談の上、昨日から薬を止めました。
おかげで副作用らしき症状は軽くなってきましたが、
結局薬を途中でやめて、また熱がぶりかえすのではないか
という心配が残り、不毛な気持ちでいっぱいです。
全く本当に。いったい自分は何をやっているのだろうか。
先行きの分からない中、使えない自分の体に腹が立ちます。
で、前回の話に戻りますが。
ぶり返した熱のために病院へ行く途中、遠くから見かけたのが
保育士さんに連れられて公園で無心に遊ぶハゼの姿でした。
お砂場着に着られて、砂場にボソッと古着のかたまりが
落ちているのかと思うような不格好なその遊び姿で、
それでも何一つ周りに構うことなく、オッセオッセと
砂をすくう娘の姿があまりにいとおしく、泣きたくなりました。
唐突ですが、最近考えていること。
もしかすると私は今、風邪でもなく、発熱の痛みにでもなく、
子離れに苦しんでいるのかもしれません。
ここ最近私が具合が悪くなってから、ハゼさんは明らかに
私のことを心配してくれている様子を見せるんです。
熱で辛くて横になっていると、大丈夫か?と言わんばかりの目で
私のことを見て、自分のマグマグからお茶を飲ませてくれます。
私と二人きりで家にいる時はほとんどわがまま言わないのに、
ダンナくんが帰ってくると「ダッコ!ダッコ!」と24時間
際限なく抱っこをせがんで甘えまくるようになりました。
(これでダンナくんは夜中眠れず、結果体調を崩しました)
こんな時、私が代わって抱っこしても揺らしても何しても、
体を硬くして反り返って怒り、全く効果がありませんでした。
一時は何と、おっぱいのハンガーストライキさえしていました。
この話はまた改めて詳しく書きたいと思いますが、
授乳しようとすると「もういいの!」と言って怒るのです。
おそらくお医者さんに「授乳しているせいで薬も出せないし
体力も回復しない」と言われ続けていたちむらが悩んでいるのが
ハゼさんにも伝わったようでした。
いろいろあって、今は何とかこのことは解決しましたが、
一時は家族や桶谷の先生とも話し合って、ついに断乳すべき時が
来たかもしれないとも考え、ほんっっとうに悩みました。
どのことを考えても、どう捉えようとしても、
母である私がハゼさんに心配かけてるとしか見えません。
ごめんね。ハゼさん。親が子供に心配かけてどうすんじゃ。
相変わらず、我が身のふがいなさに腹が立ちます。
ところで、少し話がそれますが、
いたちむらがお産をしたAクリニックで今も働いている、
アロマセラピストのMさんに会いたくて最近ちょっと病院へ寄った時、
たまたまMさんが抱っこしてたかわいい新生児ちゃんがきっかけで、
3日前にお産をしたばかりの産婦さんと知り合うことが出来ました。
赤ちゃんの出すオーラというのは素晴らしいものがあります。
そばで見ているだけで幸せにさせてもらえるようなパワー。
そんなパワーをひしひしと体に頂きながら、3人でしばし談話。
お二人には、とっても親身な励ましをしてもらいました。
方や、二人のお子さんを立派に成人させ、その時の経験を
元手に今もいろんなお母さんの気持ちを優しくアロマと
タッチングで包み込んで下さるベテランママさん。
方や、つい数日前まで、あの想像を絶する産みの苦しみに耐え、
その苦しみの末に、立派にかわいい赤ちゃんを抱っこしている
神々しいほどの頼もしさを備えた産婦さん。
二人とも、いたちむらにはとてもまぶしく見えました。
そんな二人の話を聞いているうちに、いたちむらはもうすでに
感情の波が爆発しそうで、口を開いたら泣いてしまいそうで、
ただただありがたくお二人の話を聞いていました。
するとそこへ、産婦さんがこんなことを言ってくれたんです。
「大丈夫ですよ!だってあなた、幸せそうな顔してる」
幸せそうな顔してるもの…。
そんな産婦さんの言葉が私の中に響きました。
私はもう、ただただ口をへの字にして「うんうん」とうなづく
しかありませんでした。何か言ったら泣き崩れそうで。
そうなんです。いたちむらは今、幸せなんです。
あ、別に身の上自慢ではありません。
でもすぐ横には、いたちむらのことを誰よりも理解してくれる
ダンナくんがいて、子供なのに親を心配してさえくれる、
ダサかわいいハゼ野郎もちゃんとそばにいる。
引っ越した先のおうちも住み心地が良くてお隣さんも素敵だし、
実家の母は仕事が忙しくてなかなか会えないけど
代わりに私には何でも相談出来る、母親のような叔母がいます。
そして、桶谷の先生やSクリニックの先生や看護師さん、
いっぱいいっぱい、いろんな良い出会いに恵まれている。
仕事だって好きでやらせてもらってるんであって、
別に私一人で家計を背負っているわけでも何でもなく、
何か特別努力や苦労してるわけでもないのに、
おいしいご飯を食べ、何不自由なくのうのうと暮らしている。
私って…本当に全くいいご身分なものです。
肺炎にまでなっているダンナくんに申し訳なくてもう…
それなのにこの体はちょっと熱を出したくらいで
ヒイヒイ言って動かない。気持ちはすぐに落ち込んでしまう。
いったいあんたは何なんだ?と自分にまた腹が立つのです。
だんだん愚痴っぽくなってきてしまいましたね。
また気持ちを改めてから書くことにします〜