今日は、ブログ仲間でパニック仲間(通称パニ友…笑)でもある
CHIKAさんのマンガ、「パニックママでもいいじゃない」のお話です。
CHIKAさんは現在2人のお子さんを持つ働くママさんですが、
以前いたちむらがパニックのことをいろいろ検索している時に、
たまたまCHIKAさんのブログ、パニックかあさん子育て絵日記に
出会ったのがきっかけで、それ以来ずっと子育ての同士として、
そして、パニ友として(笑)仲良くして頂いてます♪
CHIKAさんが最初にパニック障害になったのは、
上のお姉ちゃん妊娠時だったとか。つまり初めての妊娠です。
妊婦さんっていわゆるマイナートラブルも多いですから、
最初はそういうのと判断がつきにくい時期が続いて、
パニックだと判明したのはご出産後だいぶ経ってからとのこと。
しかも、産後うつもあったそうで、本当に辛かっただろうな~と
同じく産後うつも経験したいたちむらとしては共感の嵐です(ノ_-。)
ちなみに、いたちむらが最初にパニックになったのは、
はっきりとこの日と覚えているわけではないのですが、
独身で働いていて、もちろんハゼさんはまだいない頃でした。
その後、ヨガのある行法(またこの話は詳しく書きますね)を試してから
1年くらいはパニックから完全に解放されて晴れ晴れと過ごしたのですが、
それから突然今回の妊娠が発覚し、同じく私もその辺りからまた
「パニック星人」がぴょこりと顔を出し、居座るようになったのでした。
んで、CHIKAさんのこの御著書!
内容を追って話すとネタバレになってしまうのでやめますが、
とにかくパニックになった方なら、ママでなくても、男性でも、
どんな方でも「う~ん、分かる分かる~っっ(≧▽≦)」な話が満載です。
いたちむらの場合、乗り物はそこまで苦手ではないものの、
来客が苦手、美容院が苦手、常にわけもなく不安、などなど
うわぁ~同じだよぉっ…と、同士がいる喜びに思わず涙でした。
そして、自分自身が読むだけでなく、家族や親など
周りの身近な人達に自分の病気を分かってもらうのに、
本当にちょうど良いツールだと思うんですよね。
いたちむらの場合、ダンナくんはとても理解がある人なんですが、
実家の父母などは、2人とも正社員フルタイムでバリバリ働いて
厳しい時代を自分達の力で生きてきた「ど根性」な世代で、
退職した今も、今度は田舎に畑と田んぼを作って農業始めちゃう
ようなものすごいバイタリティーのある人達なんですよね。
(ほんとにお前の親なのか?とダンナくんに不思議がられる程です)
当然、パニックなんて私が話しても、ぜんっっっぜん通じない。
「そんなの気力の問題」とか、「規則正しい生活をすれば治る」とか、
何か私の根性無しの問題にされてしまうので、かえってやぶ蛇だし、
むしろ「大変だ」とかあんまり話さないようにしてるくらいなんです。
でも、CHIKAさんのこの本なら、マンガなので誰でもすんなりと
受け入れやすいですし、病気の感覚的なことや、お医者さんの説明、
普段どんな状況で困るのか等、客観的に分かりやすく書かれています。
人の話を聞かない世代の我が家の頑固な父でも、もしかしたら
パニック障害という病気のほんの少しでも理解しようという気に
なってくれるのではないかな~と思っているんですよね。
そして何よりも。
やはり、パニック持ちでも子育てしてる!というお姿には
感動と勇気をたっっくさんもらえます。
いたちむらはまだハゼさん一人しか子供がいないので、
第二子ご出産の話は本当に参考になりました。
そして、この話が一番感動でした…。
産まれたばかりのちー助くんを抱っこして涙するCHIKAさん。。。
いたちむらもたまらず完全もらい泣きでした…"(/へ\*)"))
そして、誰でも自分の「パニック星人」を背負って生きている。
パニック障害という病気に限らず、人間は誰だってみーんな
その人なりの課題や荷を背負って生きているんだ、ということ…
日々生活しているとつい「私だけ??」って不安になりますよね。
でも、周りを見るといろんな人達がともに歩いているんだ、って。
改めてCHIKAさんの本で励まされ、温かい気持ちになりました。
辛くなったら、思い出すことの出来る、一緒に歩く仲間がいる。
そう思えるって本当に幸せなこと。CHIKAさん、ありがとう。
私もCHIKAさんや他の仲間達が辛い時、
「ああ、いたちむらも頑張ってるんだもんねぇ…」
って思い出してもらえる人でありたいなぁって思ってます。
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