先日、父が地元でイタリアンか何かのレストランに入り、
「がんばるぞーとかいうやる気のある料理を食ったぞ」と私に電話で報告してくれたのです。
後でよく聞いてみたら、それはガルバンゾ(ひよこ豆)のことだと
知った今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
(ああ、父よ…_| ̄|○)
というわけで、やっと尿漏れ話に戻りますっっ
前回のお話から1ヶ月以上も空いてしまいました…(>人<)
(前回の
尿漏れ話 その4はこちら!)
しかもいきなり今日が完結編…
ホントにやる気あんのか?ガルバンゾ食わせるぞ!
というツッコミは受けつけておりませんのであしからず…
で、やっと到来したマドレボニータ初日。場所は隣駅からすぐの小さなスタジオでした。
当時、3月で春らしさがちらついてきたとは言っても、
まだまだ寒い時期の朝10時からのレッスン。
板張りのレッスン室の中心には一枚のキルトが敷かれ、
そこへレッスンに連れて来られた赤様方が置かれておりました。
私には結局、ハゼ丸をレッスンへ連れてくる勇気はなく。
ちょうどその曜日だけ仕事が遅出のダンナくんに午前中のみ
ハゼさんを頼んで出かけ、ダッシュで戻るというやり方でした。
当時の私には結局、そのやり方で良かったと思います。
自分一人で出れば当然レッスンにも集中できますし、
キルト一枚の床などに置いたらギャン泣き必至のハゼさんも、
家でダンナくんといた方が幸せに決まってます。
しかし、レッスンに出ていたママ達は違いました。
置かれていた赤様がぐずり出すと、すぐさま片手に抱っこして、
そのままバランスボールではずみ出す。
「この揺れでまた寝てくれるのよね~」と余裕です。
それもそのはず。赤様を連れたお母さんはどなたもみんな二人目、
あるいは三人目のベテランママさん達。
それ以外の方は妊婦さんでした。少人数制で私を含め、5,6人。
そんな中、初参加の私は内心ドギマギしていましたが、
皆さんとても親切に、新参者の私をあたたかく迎えて下さいました。
最初、私が勝手にイメージしていたあのマドレボニータの、
「私達、イケてるお母さん、色あせない女」みたいなコワイ印象は
当然ながら現実のレッスンで出会う人達にはありませんでした。
みんな、自分なりにお母さん業を楽しもうって人達ばかり。
毎回レッスン後にはランチにも誘ってくれる気さくな人達でした。
残念ながら、私はダンナくんと交替のため、参加は出来ませんでしたが…
で、レッスン本編ですが。いたちむらはバランスボール体験、これが初めてだったんですが、
ただはずむだけじゃなく、いろんなエクササイズが出来るんですね~
ボールを使った腹筋にストレッチ!
てか、ボール抜きにしても腹筋なんて久々でしたが(^^;ゞ
そしてもちろん、音楽に合わせてはずみながら
手足を動かすことの楽しいことと言ったら!
ほどよく汗がにじむ心地良い運動…
産後の怒濤の生活の中で、イヤな冷や汗をかくことはあっても、
心地良い運動の汗を流すことなんてなかったなぁと改めて思うのでした。
他にも骨盤呼吸法や肩こりのセルフケア、風邪予防のストレッチ、
ウォーキングなど、「自分の体は自分で整える」がモットーの、
マドレオリジナルの方法を週替わりで紹介してもらいました。
毎週、毎週が本当に新鮮でした。でも、何よりもマドレオリジナルだなぁと思ったのは、
体を動かした後の残り数十分間、脳の活性化ワークをすること。
紙と鉛筆をそれぞれ手にして、テーマと時間をきっちり決めて、
自分の言葉でしっかりと書き、それをもとに後半ペアを組んだ
パートナーに自分の考えたことを伝え合う訓練です。
テーマは「ダンナさんのいいところ」とか「10年後の私」とか
身近な内容ですが、だからこそ思いはいろいろめぐります。
しかも、自分でぼんやりと頭の中に思い描くだけでなく、
時間内に紙に言葉にして表し、同じく時間内にパートナーに伝える。
自分の希望や夢、進みたい方向など、さまざまな思いが
はっきりと浮き彫りになる瞬間でした。
またそれを他人に分かってもらえるように伝える。
産後って、ただでさえ日々の雑事に追われまくって、
自分の希望とか意志なんてどこかへ行ってしまいがちですよね。
だからこそ、こういうことを意識してアウトプットする
というのは、大事なことなんだなぁと思いました。
そんなわけで、マドレボニータ。私が参加したクラスの雰囲気というのもあるとは思いますが、
勇気を振り絞って行ってみて良かった!と実感しました。
結局、私が参加したのはダンナくんに預ける都合のついた
その1ヶ月間だけでしたが、下半身も頭の中もぐずぐずだった
産後のいたちむらに、新鮮な風が吹き抜けたのでありました。
ちなみに尿漏れは、その1ヶ月ですぐに治ったわけではないですが、
家でやる骨盤底筋運動も兼ねていろいろ体を動かしていくうちに、
よっぽど油断してくしゃみでもしないかぎり、漏れることはなくなり。
ま、とはいえ、油断すると今もお湯漏れとか、くしゃみで「あっっ」
とかいうことはあるんで、継続して締めていかないと、ですけどね~
そうそう。私が参加したクラスの産後インストラクターさんは、
確か当時でもう小学生の男の子二人がいるママさん先生でした。
でも、その神々しいほどの美しさといったら!
二人産んでるとは思えないほど細くて、若々しくて、
しなやかな筋肉がついてほどよく締まった感じ

女性としての香りもただよってくるような素敵な方でした。
当時、骨盤は開いてるわ、髪型はめっちゃくちゃだわ、
だった私にとって、こんな母親になれる日は来るのか…と思いつつも、
すぐ目の前にあるお手本(スイマセン、先生…)として、
私もこんなふうになりたいっっ!!というスイッチをONに
してもらえたのは、お会いした一番の収穫だったと思っています。
その後、隣駅に住む先生とは、一年ごとくらいに偶然会うことが重なり、
そのたびに「うわぁ~何だかすごく綺麗になられて!」と
先生から
お世辞お褒めの言葉をいただいております

いやぁ、よっぽど当時の私、ひどかったんでしょうね…
でも、いつか先生のように、匂やかな美しい母を目指したいものですっっ
長らく尿漏れ話におつきあい頂き、ありがとうございました~(>ω<)
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